FC2ブログ

やはり現時点は公的年金減額▲30%を見込む!,年金制度の勉強(その4)

表紙20170710

年金財政が厳しいという話を良く聞きますが、それとは逆に近年の年金改定は2016年度:据置き、2017年度:▲0.1%、2018年度:据置き、と言う風に年金額は殆ど改定されていませんが、

今年度から“調整されなかった分”は繰越し(~_~;),年金制度の勉強(その2)
2021年度から“現役世代の賃金が下がったら年金も減額”(-_-メ),年金制度の勉強(その3)

で書いたとおり、平成28年の年金改革法により、

✔来年度以降、公的年金は“好景気の際の調整”や“不景気の際の減額”が進みそうな感じです

それでは、これから先、どの程度の年金減額を見込んで置けば良いのでしょうか?

筆者の場合、以前から PRESIDENT Onlineの記事に登場する「将来いくらもらえるか簡易計算シート」 を使って公的年金収入のシミュレーションを行っていましたが、もう少し深く勉強してみました

方法としては厚生労働省が平成26年度に行った財政検証のデータを紐解いてみます

↓:出典:厚生労働省 平成26年度財政検証
年金減額20180613

年金減額20180613 (2)

この財政検証では経済状況(8ケース)について、将来の年金額がどの様に変化するか?を検証していますが、例えばアベノミクスが大成功を収めるケースAでは、年金額は21.8万(2014年度)→34.4万(2050年度)と58%も増えています

ところが、ケースAはインフレ2%/年が前提なので年金額の実質価値は低下することになり、現役の手取り収入に対する年金額(=所得代替率)で見ると62.7%(2014年度)→50.9%(2050年度)と、

✔アベノミクス大成功のケースAでも所得代替率(=実質年金価値)は▲19%悪化します

このケースAは、ご存じのとおり既に雲の上の存在になりつつあるので、ケースA,E,F,Gで所得代替率の変化を比較してみました

↓:各ケースにおける所得代替率の悪化
年金減額20180613

年金収入シミュレーションにどのケースを前提として織り込むか?ですが、厳し目に見ておいて、仮に好転したら修正するという方が楽なので

✔所得代替率▲30%(ケースG)を年金収入シミュレーションに織り込むこととします

ちなみに階段状の線は、今まで使っていた簡易計算シートの“経済が低成長のケース”ですが、ご覧のとおり今回のケースGの計算結果と似通っているので、現在の資金シミュレ-ションが大きく狂うことはなさそうです

尚、厚生労働省の次の財政検証は来年度(2019年度)に行われる予定なので、その結果によって年金収入シミュレーションをアップデートする予定です

それでは最後まで読んでくださってありがとうございました

↓:“リタイア後のくらし”に関する情報が満載のサイトはこちら(^_^)/
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ
にほんブログ村
にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村
にほんブログ村 株ブログ シニア投資家へ
にほんブログ村

シニアライフランキング

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する